naota’s diary

アニメや漫画の感想を好き勝手に解き放つ感想妄想ブログ。男女とかBLとか夢とか感想に擬した自分語りとか入り乱れているのでご注意を。

ユーリ!!! on ICE の思い出を語る その4

 このセリフ、初見の時すごく感銘を受けた。

日本に生まれて日本で育ち、日本好きだなぁって思いながら生きてるけど、

「偉大なる日本国民」って思ったことあるかなぁって。

自国や自国民を誇りに思えるってすごいよね。

 

 

ところでこの9話、初見の時はずーーーーーーーーっとマッカチンが心配で心配でもう気が気でなかったです。

マッカチンの容体自体が純粋に心配ってのもあるけど、

もしこれで万が一があったら、勇利とヴィクトルの間に深い溝ができてしまうんじゃないかって。

事故だったって、なったとしても、ヴィクトルの大事な家族を預かっていたのに自分の家族の不注意で死なせてしまった、なんてなったらさ。もう。勇利は絶対自分を責める。

さらに勇利はヴィっちゃんも亡くしてるわけで、そこでさらにマッカチンもなんてなったらもうあああああああ

 

 

 

って感じだったので、空港でマッカチンの元気な姿を見た時は、

 

マッカチン!!!!(泣)って。

 

勇利も同じように安堵してマッカチンに擦り寄るのかなーと思ったら

ガラス越しに見つめ合いながら走りだしてビックリしました。

 

ま、マッカチンの安否よりヴィクトルと会えなくて寂しかったですか?! って。

 

でも冷静に考えたら、マッカチン無事でした連絡はとうにしてるよねっていう。うん。

ならば思う存分見つめあって欲しいです。

 

 

 

なんか12話のアニメなんだから当たり前っちゃ当たり前なんだけど、

もう一度滑ることを決心して、いよいよグランプリシリーズ始まる! ってなって

中国大会ロシア大会とやって

あれもう最後の試合なんだなぁって。早かったなぁって。

 

 

 

もうこの教会のシーンは本気で感動。

本当に愛する人とこうやって指輪を交換したらきっとこれくらい感動するのだろうな、なんて。

 

なんか最初の頃は、やたら距離が近いし恋人発言するしで狙ってんのか〜って思って見てたけど、いつの頃からか普通にこの2人はそういうことなんだなって思って見てた。

師弟愛だとかその他の愛だとか、色々名称をつけることはできるけど、

ずっとこの人と一緒に歩んでいきたいっていうただ純粋な感じが伝わってくるのです。

勇利がずっと引退しなきゃいいのになぁ、って。

 

バンケットの話が出て、あぁ、あまり触れてくれないのか写真見たかったなーで引いてからのEDがすごい好き。

 

なんで突然ヴィクトルは勇利のとこにコーチとしてきたの?

という1話の謎をガッツリ回収してくれてた回でもありますよね。

勇利自分でゴリ誘ってたんじゃんかい! っていう。

 

 

ピチット君がホントに楽しそうに滑るのでもう泣いちゃう。

 

守るべき過去は何もない! ここが始まりだから!

真っ白なキャンバスに誰も見たことがない絵を描く子供みたいに

ワクワクしなきゃもったいない!

 

もうこの好き! 楽しい! ってのが溢れてる感じが。

心揺さぶられる。

 

 

 

ユリオの演技を眺めるヴィクトルの様子がもうなんとも言えないよね。

23歳の勇利や25歳のクリスが、もう最後のシーズンだ、また何度も来られるわけじゃないって言っている中で、27歳のヴィクトルはどうなんだろうって。

 

 

JJ。

主人公である勇利に感情移入してみているから、一応「敵」であるはずなのにね。

登場時はちょっと「鼻につく感じ」のするキャラだったのに。

失敗に、よし、ってならずにむしろこの立ち上がる姿に感動しちゃうなんて。

 

JJはっ! 絶対、諦めないぜ!!

 

で、ここに被さるTheme of King JJ の歌詞よ。

This is who I am!!

 

ファイナルの魔物に囚われたって、それも This is who I am.

そこから、絶対諦めない! って立ち上がる姿それも This is who I am.

 

この歌めちゃくちゃいい歌ですよね。歌詞もかっこいい。

I can rule the world JJ just follow me, だよ!

これだけ自己肯定感MAXで生きてみたい。

 

Just remember me! とか

I can reach the stars and I will show you how とか

I'm breave enough to fight the enemies とか

I never give up とか always do my best とか no one can stop me とかストレートすぎるポジティブワードの列挙だけどそれも全部いいなって響く。

鏡見たらthe king looks back at me とか、からの the king smiles at me とか。

 

いいよなぁ。

 

JJの恋人もさぁ。最初いけすかんとか思ってたけど、

シーンと静まる会場で、1人泣きながらJJコールを始めたシーンでもう泣いちゃう。

 

 

 

 

 

勇利を最後送り出すときのやりとりいいよね。

ヴィクトルにはヴィクトルでいてほしい、とか

今まで金メダルひとつ取れないってどういうこと? とか

うまく言えないんだけど、やっと本来の2人に戻ったみたいな。

なんかもうお揃いのリングがホントに輝いて見える。

 

 

僕の人生はもう半分以上ヴィクトルを目指してた。

ヴィクトル、連れてきてくれてありがとう。

 

競技人生最後のフリーはヴィクトルのフリーと同じ難易度に挑んで終えたい。

 

 

終わりたくないよヴィクトル。

ずっと一緒にスケートを続けたい。

でも、僕のコーチでいることは競技者としてのヴィクトルを少しずつ殺しているのも同然だ。

 

僕の中にいるヴィクトルを見てて。

ヴィクトルがコーチになってくれたことは無駄じゃない。

それを証明できるのは世界中で僕しかいない。

 

もうこのモノローグが完璧すぎて。

もう勇利がジャンプ飛んで決まるたびにステップシークエンスが綺麗に紡がれるたびにボロボロしちゃう涙が。

 

人生の半分以上、ヴィクトルを目指しスケートを滑ってきた。

ずっと目指してきたものを、ずっと自分の人生と共にあったものを、もう終えなきゃいけないって自ら決断する時ってどんな感じなのかな。自分で決められる最後だからこそ、「ヴィクトルと同じ難易度に挑んで終えたい」ってのがもう。

 

もうホントにスケート人生の集大成だったよね。

第1話、冴えない風で始まったけど、人生の半分以上目指してきた人と同じ舞台に立てたってすごいことだよね。

1年前、もう自分はダメだってなったまま終わるはずだった。

スケートと共に歩んできた人生。ヴィクトルと一緒に過ごしたこの9ヶ月間。

 

ここに連れてきてくれてありがとうって。

それが無駄じゃなかったって証明できるのは世界中で自分しかいない。

 

 

 

競技復帰をヤコフコーチに伝えにきたシーンで、

勇利が引退しちゃうのかって心配するユリオいいよね。

ユリオに抱きついて泣いちゃうヴィクトルもいいよなって。

泣いてるかわからないけど、あれはたぶん泣いてる。

この2人、15歳と27歳でひとまわり以上違うのに、一緒にヤコフコーチの元でスケートをしてきたもの同士って対等な感じがすごいする。いいよね。

 

ユリオフリー。

なんであんなにつっかかってくるんでしょうかだったユリオが、実はツンデレでしたとわかる最終話。

相変わらず口は悪いけど、勇利に対しての想いが伝わってきて、熱い。勇利の演技に惹かれて、焦がれていたんだねと。

勇利はヴィクトルからもユリオからも愛されまくってるなぁ。

 

 

今引退したら一生後悔させてやる。バーッカ。

 

勇利のフリーが、もう完璧かーってくらいに綺麗に終わったから、

これで引退って最高だなってなってたけど。

このセリフを聞いてまた引退しないでって奮い立たされちゃう感じが最高。

 

ユリオのフリー滑り終わった瞬間、泣き崩れるのでこっちまで泣き崩れちゃうっていうね。

今までどんな練習の日々を続けてきたんだろうなぁって。

勇利とヴィクトルがいちゃこらしてる中、1人で頑張ってたんだもんなぁって。

なんかここで急に、ユリオはまだ15歳の少年なんだよなってのを思い出す。

 

 

正直、「どうせ主人公が最後勝つんでしょ」で見てきたわけだから

まさかの2位ー!! っていうのもある意味感動で。

でもなんていうか、すごく気持ちいい清々しい終わり方。

 

3話で金メダルを取るのは俺だ! って宣言した通りホントに金メダル取ったユリオがすごいよなって。

 

 

あーーーしんみり。

 

あーーーー映画楽しみです!!