naota’s diary

アニメや漫画の感想を好き勝手に解き放つ感想妄想ブログ。男女とかBLとか夢とか感想に擬した自分語りとか入り乱れているのでご注意を。

名言の突き刺さり具合で自分の成長を知る

 

 

今日も存分に自分語り。

 

 

 

隔週で発売されているハイキュー!! リミックス版。

毎回「今回の表紙は誰かな〜」と楽しみに購入しております。

 

第6巻は青城の及川さん。

 

 

才能は開花させるもの センスは磨くもの

 

及川さんと言ったらこのセリフですよね。

もはや代名詞なくらいカッコいいセリフだと思います。

 

 

が、実は私はこのセリフを知った当初は、ピンと来ませんでした。

 

 

努力できていなかったモサモサな自分

ハイキュー!! にハマったのは2020年ごろ。

もともと、人生うまくいってる!ってタイプではありませんでしたが、当時は仕事で壁にぶつかりプライベートもうまくいかずで「もう自分ってダメなんか」とモサモサ生きていた頃でした。

 

そんな中、漫画で出会った「すごい人」達。

漫画として楽しみつつも、「なんでみんなこんなに頑張れるんだろう」とちょっと凹むこともしばしばで。(漫画とリアルを混同するタイプ)

 

そんな中でも特に及川さんは、あの天才影山がすごいと認める人で、バレーはうまいわカリスマ性はあるわで、もう自分とは全然世界の違う人、程遠い人、という印象でした。

 

才能は開花させるもの センスは磨くもの

 

っていう及川さんのこのセリフも、正直耳が痛いというか。

そら、できる人は元々できるからさぁ……っていう。

 

いいセリフなんだろうけど、響かないっていう感覚でした。

 

 

動き出した自分

 

そんなモサモサな自分でしたが、ハイキュー!! を読んでやっぱり感動いたしまして。

あーなんかもう一回頑張りたいなーという思いが芽生えてきて。

みんなみたいに、カッコよく生きたい、なんて。

 

 

 

 

「もう自分は何やってもなぁ」と諦めていたのを、「もう一回がんばろっ」と色々動き出せました。

 

そうして、まだまだ「すごい人」には程遠いけど、ちっちぇーツボミくらいはついてきたかなぁと思ってきた矢先に、再び巡り合ったこのセリフ。

 

 

 

才能は開花させるもの センスは磨くもの

 

コンビニで、この表紙のこのセリフを見たときに、

すとーんっと入ってきたんです。身に染みた、というか。

 

すんげーーーカッコいい。

響く。

 

 

 

今も才能はまだ開花していないし、センスも発揮なんて全然されてないんだけど、

でも「これを頑張ろう」って決めて、毎日せっせと磨く努力をしていると、自分の中に何かが積み上がってきます。

「自分すごいやろ」っていう感覚に近い何かが。

 

いやまぁ、

漫画読んで感銘を受けて、辞めていたことに再トライして、世界大会までのぼりつめました! とかだと、本当に漫画的ですごいことだけど。

私の言っている動き出した云々は、新しい分野での勉強とか資格の勉強しているとかっていう本当に小さなことで。

「普通」の人が今まで「普通」にやっていたことを漸くやり出したくらいのことなのかもしれないけれど。

 

この、及川さんのセリフがすとーんと入ってきたってことは、きちんと前に進めているってことなのかなぁって。

 

 

才能が開花して「すごい人」になれるのは、それこそ30歳になった頃か40歳になった頃か、あるいは死ぬ間際になっても開花なんてしないかもしれない。

 

それでも、

ちょっとずつちょっとずつでも何か進んでいる感が、こんなにも心地いいんだなぁと教えてくれたこの漫画に、

そして自分がちゃんと行動して変わってきているんだってことを教えてくれたこの漫画に、改めての感謝と感動でした。