naota’s diary

アニメや漫画の感想を好き勝手に解き放つ感想妄想ブログ。男女とかBLとか夢とか感想に擬した自分語りとか入り乱れているのでご注意を。

アニメ『ハイキュー!!』第22話感想(再び) スガさんの残り香回

2020年になって突如ハイキュー!!にハマりました。

先日アニメ1期を一気見で見終えたところですが、

1話1話を丁寧に振り返りたいと思い再視聴中です。

 

第1期を見終えた状態で、「あのシーンを知りながら改めてここ見ると~」ってな話の仕方をしているので、一応先々のネタバレ注意です。

 

中高バレー部だったので思い出話とか自分語りも混ざってます。

 

 

 

 

コートから退いてスガ狂い的に落ち着く回かと思ったら全然落ち着かせてくれない。

もう随所にスガさんの可愛さと影響力っ。

 

スガさんを意識する影山

 

スガさんに言われて、苦手な月島とコミュニケーション取ろうとするあたり、菅原さんの言うことは素直に聞くんだなぁ。

 

これはやっぱり、菅原さんを認めているからなんだろうなぁ。

自分とは違うものを持っていて、そこが自分よりすごいところって。

お互いがお互いのこと認め合って尊敬しあってるのかなってのが見えるところがいいよね。

そして菅原さんは先輩って立場から全力で影山をフォローしようとする。

もうめっちゃいい。

 

 

 

 

スガさんの下の人を見る力

 

 

ふぉおおおおおおおおい!!

もう聞いた…?!

「声出しナイスな」って!

ああああもうううう!!

菅 原 先 輩 !!!

 

ベンチ経験者ならわかるでしょうか。

試合中のあの自分の無力感。

声を出して応援することしかできない自分。

下手すると「声出ししかできることないんだからしっかりやれ!」なんて言われたりするわけですよ。

 

試合に出ている同じ一年がさ、目の前で先輩からアドバイス受けてるのを見てさ。

余計、試合に出られない何もできていない自分を突きつけられるわけですよ。

ここで「何くそ!」って闘志を燃やすのがスポーツマンなんだろうけどさ。

 

そこにさ、月島の後、スルーすることなく山口にも声かけてくれる先輩。

山口の感じている無力感(推測)を自然と気使ってやれる。

お前のやっていることも重要なことだって認めてくれる一言。

 

もう全国のベンチ経験者の心に突き刺さった一言のはず。

 

こういう表舞台に立っていない人にも気づかえて気にかけてくれることができるって凄いよね。

 

 

で、ここでさらに何が尊いかって、

第一線でバリバリ活躍中だったらさ、そうやって気遣えることもできると思うのさ。

なんていうか、自分の立場が確立された状態なら他を気遣う余裕もあるというか。

 

でも今はスガさんもベンチで。

「3年生なのに可哀想」って視線を浴びてるかもしれない中で。

 

外から見て気づいたことを後輩にアドバイスするとかもさ。

下手したら「自分は試合出てないくせに」ってなめられるわけじゃん。

ギリ日向にはできても月島みたいのに、自分だったら絶対できない!

 

なのにスガさんはできる。やる。

試合に出ていない後輩をも気遣えて。

腐らず、無気力にならず、声を出して応援して。

チームのために、人のために。

 

ピュアっピュアにピュア。

もう本当尊い

 

 

 

 

なんかもーまた自分語りぶっ込んじゃうけど、

自分が「先輩」という立場になった頃の話。

強く厳しかった代々の先輩を見て、「自分もああならなきゃ」って思ってさ。

でも性格的に人に厳しく言えなくて、加えて技術が上手いわけでもなかったから、

そんなだから自分なんかが後輩に何かしてやったり言ってやったりできないなって常に引っ込んじゃってた。

けど、今こうして思うと無理に厳しくあろうとしなくても、スガさんみたいに優しい先輩であってもよかったのだなぁと。

自分がどうとか関係なく、気づいたこと伝えてあげたり相手の心境を気づかってあげたりとかできることやれることいっぱいあったんだなって。

なんか「厳しくあらねば」っていう自分の立場作りや保身に走っちゃってたなーと。

もっと後輩たちにしてやれたことがあったんだろうなーってのを、十何年越しに思うのです。

はぁぁぁぁぁぁぁ自分語り。

 

 

 

 

これとか「作戦変更だ」の顔とか可愛いすぎてヤバい。

公式戦あんまり慣れてないんだって話すスガさんとかもいいよね。

なんか、先輩だからってカッコつけないで自分の弱いところちゃんとさらけ出せる人。

 

もう全部尊い。好き。

 

 

そしてこの、「去年はまだ3年生いたから公式戦慣れてない」発言で、もう私の頭は大騒ぎ。

てっきり去年の3年生は春先に引退したもんだと思っていて、

そこからもう1年くらいずっとセッターとしてチームを引っ張っていた、

なんならなぜか先輩たちの存在を忘れててスガさんがずっとセッターやっていたと思っていたもんだから、

旭さんに2年間あげつづけたトスとか妄想しまくってたのに、

あれ待ってそっかスガさんがセッターとしてスタメン入り始めたの実は最近なの?!

と大混乱。

それを考えると去年度の3月の試合とかまた違ったトーンで見れてしまうわけで 

もう去年の3年生がいつ引退したのか気になってしょうがない。

 

 

及川さんの過去話

すごい人見ると、「天才かな」って思っちゃうよね。

及川さんも天才系かなって思ってたけど、そうじゃなくて苦しんだ日々もあったんだなってなる過去話ですよね。

 

 

  

 

 

「この賞はうちのスパイカーが一番力を発揮してたって証拠だ」

 

もうさーーーー。

また自分の人生とのからめ話しちゃうけど、

もうこのベストセッター賞を取った時の及川さんの一言を聞いて、猛省したよね。

 

このベスト○○賞って、私ずっと、

「チームとしては負けたけどあなた個人はすごかった」っていう賞だと思ってたもんね。

 

 

俺がすごいんじゃない。

チームとしては負けたけど、うちのスパイカーが一番力を発揮してたんだ

って言う及川さん。

 

 

ぶわっ。

 

 

だから強くなったんだなって思った。

及川さんと及川さん率いる青城は。

 

 

 

 過去話の影山、スレてなくて可愛いですよね。

きっとこの頃は自然に笑うこともできたはずなのに、いつの間にあんななってしまたのか。

 

お話の構成とか試合の流れとか

すごいよね。

 

 

ってハラハラさせまくってからの、及川さんの過去話。

からの、現在時間に戻って、

それまで100%烏野勝って!!

って気持ちで見ていたのが完全に及川さんに感情移入して、

え!!!どっちを応援したらいいかわからない!!!

っていう状態になってる。

からの、3セット目入る! で次回へ。

もう引き込まれちゃうってばぁ。

 

初見時は「どっちも負けないでぇぇぇ」ってゴロンゴロンしながら見てたよね。