2020年になって突如ハイキュー!!にハマりました。
先日アニメ1期を一気見で見終えたところですが、
1話1話を丁寧に振り返りたいと思い再視聴中です。
第1期を見終えた状態で、「あのシーンを知りながら改めてここ見ると~」ってな話の仕方をしているので、一応先々のネタバレ注意です。
中高バレー部だったのでめちゃくちゃ思い出話とか自分語りも混ざってます。
試合が終わり、久々の学校風景です。
3年生ズのことは1回目視聴の時に散々語りましたので割愛。
ずっと抱えていた違和感 メタ視点
私、春高が3月から1月になったのずっと知らなかったんですよね。
自分たちが現役時代、春高はまだ3月開催だったため、
夏の公式戦が3年生が出られる最後の試合。
だからずっと、「3年生は6月の試合が終わったら引退するもんだ」っていう認識が強いまま見ちゃってて。
大地さんの「春高行く」発言とか、現実味ないなぁなんて思ってました。
自分たちは万年一回戦負けチームだったのでかすりもしなかったけど、強豪チームだったら3年生でも3月まで出場できるんだ??なんて。
旭さん復帰するしないって話だったり
菅原さんポジション取られちゃっての話だったりも
実は裏で「でもすぐ6月に引退じゃ? あれ、しないの?」なんて思いながら見てたり。
それが今じゃ、引退しないと決めた3年生たちに、
涙、涙ですよ。
勝つとか負けるとか、試合に出られるか否かとか、チームのために退かなきゃとか、
関係ない!
お前らとまだ、バレーしてぇ!
いやしかし、春高の開催時期が変わったのって2010年なんですね。
10年近く経って知るなんて。
高校を卒業してからうん十年。
それだけずっとバレーから離れていたのに、またバレーの楽しさを教えてくれてありがとう。ハイキュー。
ただ楽しくやるだけの部活とその上の厳しさを越えた先にある楽しさ
25話
— naota (@ka_naota) 2021年2月5日
山口のシーンでまた泣いちゃう。
「楽しかったか?」って聞かれて、楽しかったわけがない。
初めての試合経験。
何もできなかったっていう悔しさだけが残って。
その悔しさを糧に次へ進めるのか、折れて「何もできなかった」という記憶だけが残るのか。
「勝負事で本当に楽しむためには強さがいる」
自分の思う通りに身体を操って、思い切りスパイクぶちまけて。
そこに到達するにはキツイ練習を乗り越えて、体力も技術もメンタルも鍛えなきゃいけない。
でも、「あの一瞬」を味わうためなら、
また頑張れるっていう「あの一瞬」が。
私も、思い返すとあれは中学生の頃。
突然入れられた初めての試合。
緊張で何もできなかった。身体は思い通りになんて動かなかった。
「楽しかったか?」ってまさに聞かれて、「すみませんでした」としか答えられなくって。自己嫌悪の日々。
あの時あの瞬間、悔しさを糧に振り切れなかったから、ずっと微妙なままで6年間終わってしまったのかななんて。
「試合に出たい」っていう気持ちよりも、「試合恐い」って気持ちの方が大きかったもんな。
それを乗り越えて、キツい練習をこなして身も心も強くなれていたら、
「あの一瞬」をもっと味わえたのかなぁって。
はぁ。自分語り。
そして嶋田さん、ちょいちょい動作がバスケなのはなんでなんだ。
1話と比べて日向のオーバーも上手くなってる気がする。
影山とのパス練も普通に始めてたりさ。
みんなちゃんと上手くなってる。強くなってる。
絶対全国に行く! って思って頑張ってる。
でも「絶対」全国に行ける保証なんてない。
それでも、全力を捧げることのできるこの貴重な時間。
社会人になるとさ、「意味のあること」しか注力できなくなるよね。
生産性だとか。数値に繋がることだとか。職種にもよるかもだけど。
保障なんてなくても意味なんてなくても、ただひたすらに追い求めたい。
「菅原は試合でのレギュラーメンバーではないんですよね
スポーツ推薦の見込みも薄い」
そんなの関係ない。
「先生、俺、メリットがあるからバレーやってるんじゃないんです」
ホントこれ。
もうこのシーン何度見てもいいよね。表情がすべてを物語っている。
「考えて選んでください。
君たちが5年後10年後に後悔しない方を。」
全力で頑張れたこの経験があるから
5年後も10年後も、この先の一生も頑張って生きていけると思うの。
引きこもり気味オタクに突き刺さる武ちゃんのお言葉
「君たちが部活に費やす時間も、
他の子らは勉強や将来確実にためになることに費やしていて。
そこには当然、差が生まれる。その差に君たちは大きく後悔するかもしれない。」
↓
「君が漫画やアニメに費やす時間も、
他の人らは現実世界を生き、勉強や将来確実にためになることに費やしていて。
転職・資格試験・キャリアアップ・結婚・子育て・資産形成 etc.
そこには当然、差が生まれる。その差に君は大きく後悔するかもしれない。」
うわあああああんん。
30分のアニメを繰り返し繰り返し見まくって気づいたら数時間経っている時、
たまに極まれにふと「私何やってるんだろう……」ってなっちゃう時あるよね。
さらにこうしてブログに感想書くのでまた何時間費やしてるんだっていう。
二次元にのめり込むからこその現実に戻った時の落差が激しい系オタクな私。
特に試合シーンとか見てて、自分も思いっきり身体動かした気分になってるけど、
実際は運動時間0だから。不健康まっしぐら。
でもね、先生。
こんなにもハマって心打ち震える作品に出会えて、私、幸せだよ。
後悔なんて、あるわけない。
2度目の視聴を終えて
いい終わりだった……。
— naota (@ka_naota) 2021年2月5日
EDで今までの映像ざーって流れるのいいよね。あれ見て「長かったのに早かったなぁ色々あったなぁ」って込み上げちゃう。
24話で終わりでも良かったけど、この25話も入っているのがいいよね。
現実世界では次の2期や3期に続くのを知っているけど、
この1期25話で終わっててもすごくいいお話だったなーってなりそう。
一気に通しで見ちゃったのもあると思いますが、
元々キャラを覚えるのが苦手で。
青城戦も岩泉さんと金田一の違いわからぬまま見ていたなー
というのを2度目の視聴で思いました。
2回目見ると、
あぁ、ここで決めたのは岩泉さんだったかなるほど……!
こっちは金田一だったか……!
となって、キャラ同士の関係性も相まって話に深みが増しますね。
国見のシーンも初見時では「??」だったけど、
2度目で見た1話とか、2度目の24話とか、色々印象が変わって楽しい。
EDで1話からの映像流れていくのとか、最終回って感じでいいですよね。
で、初見の時、
「待って私、今のシーンの菅原さん覚えてない!!!」
(日向と影山を体育館入れさせない!って扉閉めるところ)
って思って1期を見返し始めたわけでした。
振り返って気づいたけど、
初登場時は完全に大地さんと田中さんに持ってかれて、3年の1人(モブ)としか思ってなかった。
優しい先輩だなーからの、明確に意識し始めたのは5話の青城戦との条件を出された時。
その後もずっといい人だなー気になるなー好きだなー気づいたら毎日考えてるなー
状態だったけど、完全に恋に落ちたのは18話伊達工戦の時のようです。
伊達工線のスガさんに心奪われました。
— naota (@ka_naota) 2020年9月26日
あれから早4カ月か……。早いなー。
2度目の視聴でも何度もあなたの姿に感銘を受けました。ありがとう。