掃除してたら出てきた過去の遺物を思い出と共に披露。
今日はいつにも増してただの日記です。
1997年なかよしの切り抜き
漫画が好きなのに、あまり漫画を読むことをよしとしない親にはばかられ、小学〇年生とかしか買えなかった悲しき子供時代を過ごした私。
そんな私を憐れんでか、ちょいちょい友達が漫画雑誌の切り抜きをくれたりしていました。
懐かしい~。
そうでなくても、お小遣いの少ない時代。
好きな漫画が掲載されている雑誌が一つとは限らず、けれどあっちもこっちも買える余裕はなく、
友だち内で
- ジャンプ買ってる人
- なかよし買ってる人
- ガンガン買ってる人
- etc.
で役割分担(?)があって、自分の買ってる雑誌に載っているあの子の好きな漫画のページとか、配り合ったりしてたなぁ。
アニメディアとか買って、目当ての作品のページ以外はその作品好きな人にあげるとかね。
はぁ懐かしい。
セーラームーン好きだったけど、小学〇年生を買っていたため「なかよし」は買えず。
友だちからよく付録とかもらっていた記憶が。
あー! 誰だっけこの人なんの漫画の人だっけ!
このうん十年すっかり忘れていたけど、すっごく好きだったことを唐突に思い出して脳みそガンガンに揺さぶられている!
若かったあの頃 溢れる出でる熱量
当時、友達と何して過ごしていたかって、漫画やアニメの感想をひたすらひたすら語り合うこと。
まだガラケーすら持っていなかったあの時代、友達とは紙の手紙でやりとりしていました。
B5サイズのノートやルーズリーフにびっしりと。
冷静に考えるとこれちょっとした狂気かと。
これは友達からの返事なので友達が書いたものなんですけど、
自分も同じ分量書いていた気がします。
これを毎日頻度でやりとり。
資金に余裕がないため、テスト用紙やプリントの裏なども活用していたり。
あと、軽く歴史文書を読んでいる気分。
見逃したアニメのビデオを録画したのを貸し借りして
見終わった後はどこの位置にテープ合わせておいてよとか
ラジオMDに撮ったから貸すよとかカセット貸すよとか
ああああ懐かしい。
「このキャラ毎回壁に追い詰められてるよね」とか書いてあって
あぁ、この時代はまだ「壁ドン」って言葉なかったんだよな……!
ってなったり。
後にお互いガラケーを持ち、メールでのやりとりするようになりますが、
そこはまだ平成中期の頃。
メール1通につき5,000字しか書けないんですけど、たまにその5,000字オーバーしてしまう時があって、アニメの感想2通にわけて送るという。
ちなみに1通いくらの時代なので、携帯料金がかさみ親に呼び出しをくらったこともあります。
今の時代はもうLINEとかで送っちゃうよね。
しかも家のwifi使えばもうほぼ無制限無料でしょ。
いい時代になったなー!!
メアドに現れる当時の推し
さて。そうしてようやく手にいれたガラケーですが、メールのやりとりをするためには端末個々のメールアドレスが必要となってきます。
当時はスパムメールの排除機能がまだ整っていなくて
しばらくするとスパムメールがじゃんじゃか届くので
定期的にメールアドレスを変更するのが主流でした。
で、毎回メアドを何にしようと悩むわけですよね。
覚えやすい、けどダサくない。
むしろちょっとセンスのあるアドレスにしたい!
と当時の中高生たちは頭を悩ませまくったわけです(たぶん)。
私、こういうの悩みまくってしまうたちで、
その時も悩みまくっていたのか、友達が考えてくれた軌跡が出てきました。
「バレーボール」とか一応書いてあって、でもすぐさま却下されている様子とかちょっと笑える。(この時はまだハイキュー!!は連載されていなかったのだ!)
あの頃を振り返る
手紙やら色々振り返って気づいたこと。
どう考えてもオタクな人生送ってきているのに、
自分のことそんなにオタクじゃないと思っていたのは、
周りにレベル高い子(オタク的に)が多かったんだな~と。
漫画持ってる量が半端ないとか
えーもうこれ中学生の頃でしょなんでこんなに絵上手いの……!な子とか
声優さんや監督さんに詳しい人がいたり、
同人活動を精力的にやっていた子もいたし、
なんならプロになった人も何人かいるし、
そういう人達と比べると、私なんて毛が生えた一般人だなと。
けれど、今も昔もこうして漫画やアニメに囲まれ楽しく生きている。
あぁ幸せ。そう、私はオタク。