先日、1期の最後まで見終わったアニメハイキューですが、
『ハイキュー!!』1期視聴見終わって感想 - naota’s diary
もう一回噛み締めたいという想いと1話1話の感想を丁寧に綴りたいなという想いで再視聴中です。
第1期を見終えた状態で、「あのシーンを知りながら改めてここ見ると~」ってな話の仕方をしているので、一応先々のネタバレ注意です。
中高バレー部だったので思い出話とかも混ざってます。
菅原さんが天使かな
後輩(田中さん)の様子がおかしいのを見て、ピンと来たとして、自分も朝早く学校に来て練習に付き合うでしょうかだよ。
田中さんはまだ3人チームで戦うことになったからだけど、菅原さんは関係ないっちゃ関係ない。
秘密特訓みたいでわくわくすんね~! って言ってたけど、絶対日向たちのことが気がかりだったんだろうな~って思うと……!
早朝練の疲れがその後の朝練午後練にひびくこともあるだろうに。
影山と田中さんが昼休み爆睡の中も、日向のパス練に付き合ってくれたり……!
「日向、もっと腰を落として、飛んできた方向にそのまま戻す感じでやってみな。」
むっちゃ優しい丁寧な教え方……!
わた、わたわた、私も教わりたいですあああぁぁぁぁ。
自分が1年の初心者の頃どうやって基本を教わったかだとか
自分が3年生になった時、どうやって新入生に教えてあげてただとか
すっかり忘れてしまったんですが、こんな、1対1でみっちり丁寧に教わることってなかったと思う。
運動系の部活では、3年生って畏怖の対象でしたよね。
初見の時、まだ「3年生の先輩」という認識でしかなかった菅原さんが早朝練の体育館に入ってきた時、「やばっ……3年生じゃん」ってちょっとビクついたもんね。
でも、大地には言わないから大丈夫、って守ってくれたり
練習付き合ってくれたり丁寧に教えてくれたり。
3年生のために1年がこき使われたりで動くことはあっても、1年生のためにこんなに献身的に3年生が動くことってなかったと思う。
もう崇拝の思いしか出てこないよね。天使かな。
各シーンを振り返る
ところで、自販機の同時押しってなんなんでしょうね。
影山が同時押しするシーンを見て、「懐かし……!」って思いました。
2種類で迷った時に両方押して後は神頼みってのもあったけど、
そうじゃなくて、2個並んでいる同じ種類のやつを、同時押しするんですよね。
自分もめっちゃやってた。なんか意味があってやってた気がするけど、理由は忘れた……。
部活始まって、体育館に入れなくても体育館までダッシュの日向。
体育館の扉の前で準備運動一緒にするの、健気すぎかよ可愛すぎ……。
もう私がアラブの大富豪だったら、彼のためだけに体育館を新設してあげたい。
2話を見た時、早朝練で体育館に入った時からネットのポールそのままだったから、
ネット張りっぱなしなんだ~いいな~って思ってたけど、3話では夕方の練習後に片付けているシーンがある。
曜日によって違うのかな。
ポール運んでネット広げて張ってアンテナたてて、畳んでポールしまってって毎回毎回割と重労働なんですよね。
ネットも意外とあれ重たくて。広げ方失敗すると絡んじゃってほどくのが超大変で。笑
あぁでも、誰が一番ピンと綺麗にネット張れるかみたいなのでちょっと競い合ってみたりして。楽しかったな。
しかもここでも3年生の菅原さんが重たいポール運んでいるという!!
あまり上下関係厳しくない感じなのかな。
自分が部活動やっていた時は、極力3年生の手は煩わせてはいけない!! と、3年の先輩が重たいの持っていたら1,2年が奪いに行くというか行かないと怒られるって感じの文化で、けれどどう考えたって手が空いてる人からさっさと動いた方が効率的だし、今思うと割とあれな感じですよね。
時代なのかな。今の部活動ってそんなに厳しくないのかな。
日向の通学シーンの情景いいよなぁ。
山ひとつ超えた向こうの学校って台詞がたしかにあったけど、こうやって見させられると、毎朝この暗い山道を越えて来てたんだなぁって。
日向が一日一日をどんな風に過ごしてきたかっていうのがぶわーっとなる。
「遅刻~遅刻~急いでいたら食パンくわえた潔子さんとどーん」
の「どーん」の声色が好き。
影山の始めてのトス 激熱
15分以上連続でレシーブ練を続けている日向と影山。
息も絶え絶えな日向なのに、もう無理だろってところなのに
「まだ! ボール落としてない!」
アニメ視聴2回目、原作1巻もこないだ読んだ、の状態だったのに
またうるぁぁ~~って泣いてしまった。
健気からのひたむき。やばい。はぁ。はぁぁ。
「勝ちに必要な奴になら 誰にだってトスをあげる
でも俺は 今のお前が勝ちに必要だとは思わない」
ここのシーンで、日向にトスをあげたのはなぜなのか。
この影山の言葉通りなら、「日向が勝ちに必要なほどに成長した」っていうことなんだろうけど。
でも、見ていて読んでいてそうじゃないのかなーと。
冷徹に「勝つ」ことだけに焦点をあてていた影山だけど、
日向のひたむきさに、心動かされたんじゃないかなーと。
バレーというスポーツなんだから、勝負なんだから、勝ちにこだわるのはあたり前なんだけど、
その奥にある、もっとずっと昔からある、大切な何か。
そんな感じの何かを、影山は思い出して心動かされたんじゃないのかなーと。
菅原「日向にとっては特別なことなんだろうな」
回想日向『どんなに仲が良くて友達でも本当のチームメイトになれるわけじゃなかったから』
菅原「セッターからのトスがあがるっていう 俺たちにはごく普通のことが」
の流れ。
ごく普通のあたり前のことが、本当はとても尊いんだよっていう。
はあぁぁぁぁ!!
これから!! 本当のチームメイト!! たくさんできるからね!!
切磋琢磨していこうぜぃ! な感じなのに、
ようやくトスをあげてくれるセッターに、人のトラウマガンガンにいじってくる奴にその腰ぎんちゃくにって、
ここの1年大丈夫か。笑